50台目

2009.6.20と日にちが入っています。

50台目はどんなものにできるかと思っていましたが、結局は簡単なマイクトランスになってしまいました。
要するに、コンデンサマイクの出力（ファンタム電源ユニットを通したもの）をそれなりに増幅して、
昔から使っている(30)番のマイクコンプレッサの入力に整合がとれるようにして信号を送り込むためのもの。

中身は、小さなトランス一個です。
NIHONKOHDENとありますが、タムラのOEMでしょう。

簡単ですが、実はポイントもあり。
入力はステレオプラグを使って平衡で入れられるようにした一方、出力は不平衡。
このとき、アースをどうするかがポイントです。

http://www.op316.com/tubes/balanced/bal4.htm

こういったところを参考に。

あと、トランスの1次と2次の巻き線の間にあるシールドの処理。
1次巻き線の中間タップのような位置から引き出されていますので間違いがちですが、
これは1次、2次の容量結合を防止するシールドなので、まちがわないこと。

簡単なものですが、結構勉強になります。